FreeSBIE いぢり

液晶壊れ CF-R1 は修理せずに使用することになったので、再び FreeBSD をインストールする事に。例によってネットワークインストールしかないのですが、せっかくなので? FreeSBIE で Network Boot Server を作ってみようとアレコレメモ。


http://www.freesbie.org/?section=cvs-ja

こちらの情報を元に、cvs で最新版を取得。./freesbie で起動してダイアログに沿って構築すると一通り起動する CD イメージが作成できます。ネットワークインストール用に package 選択の所で dhcpd を追加しておきます。

さてさて、実際に作成されるイメージの元は
config.sh に設定がある FREESBIEBASEDIR に構築されるのでココをガシガシ変更します。必要な変更は FREESBIEBASEDIR/etc 以下の rc.conf exports inetd 。FREESBIEBASEDIR/usr/local/etc に dhcpd.conf 。それから tftp 用とnfs 用のディレクトリを作成します。今回は FREESBIEBASEDIR/tftpboot FREESBIEBASEDIR/nfs/bootimg を作成する事にしました。 最後にFREESBIEBASEDIR/etc/rc.d/freesbie_1st で起動時に屋って欲しい事(今回だとNetworkboot用の準備ですね)を追加していきます(もちろんココで設定しなくてはいけない、というわけではないと思います)

#とっても投げやりな追加設定
/rescue/ln -s /FreeSBIE/tftpboot /tftpboot >/dev/null 2>&1
/rescue/ln -s /FreeSBIE/nfs /nfs >/dev/null 2>&1
mdconfig -a -t vnode -f /FreeSBIE/5.4-RELEASE-p5-i386-disc1.iso -u 20
mount_cd9660 /dev/md20 /nfs/bootimg
kill -HUP `cat /var/run/mountd.pid`

設定が完了したら
# ./8.preparefs.sh
# ./81.mkiso.sh
で、iso イメージを作成し CD に焼きます。失敗するとアイタタなので CD-RW です(笑)*1

って事で、かなり端折り気味ですが無事インストールは完了しました。完了しただけで後は全く手付かずのままですが。

今回は母艦マシンが決まっていたので NIC の設定は決め打ちでしたが、自動で振れるような仕組みにしたいですね。

さて、82.mkflash.sh というスクリプトを使えば USB メモリーや CF にもインストール出来るようです。手元にある USB からの起動をサポートしてるマシンで試したところ問題なく起動しました。これは中々楽しそうです。

*1:実際に何回もやり直してるし