Synergy + Zebedee
液晶ディスプレイを追加したので2台のPCを操作するのに今まで KVM を使っていたところを Synergy に置き換えてみました。非常に便利ですね。Windows だけでなく MacOS X や Unix でもOKということで、FreeBSD にも Ports があります。
あ、 FreeBSD では試してないですけども。私の使用用途だと ssh で大体事足りてしまうので。
Security の所に書いてある所によりますと
Synergy does not do any authentication or encryption. Any computer can connect to the synergy server if it provides a screen name known to the server, and all data is transferred between the server and the clients unencrypted which means that anyone can, say, extract the key presses used to type a password. Therefore, synergy should not be used on untrusted networks.
However, there are tools that can add authentication and encryption to synergy without modifying either those tools or synergy. One such tool is SSH (which stands for secure shell). A free implementation of SSH is called OpenSSH and runs on Linux, many Unixes, and Windows (in combination with Cygwin).
って事で、synergy 自体は認証も暗号化もしてないので screen name が分かれば接続出来るし、サーバークライント間でのやりとりは暗号化されてないので安全なネットワーク環境で使ってねって事らしいです。で、ssh トンネルなんかを使うと良いよと〜 Windows は Cygwin 使ってねって話のようです。この為だけに Cygwin 入れるのも面倒なので以前使った事もある Zebedee を使ってみました。Zebedee も synergy と同じく FreeBSD でも動作しますので FreeBSD なマシンを追加する時にも良さそうだというのもあったり。
http://www.winton.org.uk/zebedee/
以下超適当なメモ。
synergy サーバ側に Zebedee Server を設定し、localhost:24800/tcp へリダイレクト。synergy サーバは interface の欄に localhost を設定。クライアント側で秘密鍵･公開鍵のペアを作成し、サーバ側の checkidfile へ公開鍵を登録し特定クライアントのみ接続可能にしておきます。zebedee クライアント側は localhost:24801 で待つようにし synergy クライアント側の接続先を localhost:24801 へ変更。動作確認出来たら、起動時に有効になるように synergy Zebedee 共にサービスへ登録します。
synergy は AutoStart の所で When Compurter Starts を設定するだけです。
Zebedee はコマンドプロンプトから zebedee "-Sinstall=c:\zebedee\service.zbd" のような形式で登録します。
Zebedee が起動する前に synergy が起動すると当然接続エラーが発生するので、synergy サービスに依存関係を設定します。これはレジストリを編集する必要がありますので慎重に行ってください。ちなみに依存関係を設定しなくても Zebedee が起動すれば問題なく接続出来ますのでエラーウィンドウが出てても気にしなければOKでもあります。
Windows のサービス依存関係の設定については
http://www.monyo.com/technical/windows/33.html
を参考にさせて頂きました。
自分用メモ
synergy クライアント側へ ctl+alt+del を送る時(Login時等) は ctl+alt+Pause キーを使用。
本家版は日本語キーに対応してないけど、パッチをあてた対応版はあります。
時間があったらもう少し詳しく。
